手縫いでチュニック
2009年 12月 16日
写真はウール地とキルト地ですが、コットンやリネンなどこちらも
使う生地次第で一年中着ていただけるデザインです。
また、初めての方でしたらコットンで「エプロン」でおすすめです。
二着目は街着としてなど季節も生地も変えて何着も作っていただけるデザインです。
☆ それでは縫い方のポイントをご紹介します。
一番のポイントは前中心の切り込みです。
はさみをこわごわ入れられる方もいらっしゃるのでは?
深呼吸して^^ゆっくりとはさみの先だけで・・・チョンチョン^と進めてください~~
衿ぐりの見返しの縫い方はご覧のように・・・並縫いでチクチク~♪~
↑衿ぐりを縫ってから裏側にひっくり返し、見返しの縫い代1センチを折りながら
並み縫いで身頃に止めつけていきます。
ポイント 無地の場合、針目が目立ちやすいこともありますので、
止めつけの針目はやや細かくしてください。
お袖のところの縫い代はこのようになっています。
① ↑
袖口縫い代端より0.5センチ内側から縫い始め
→裾縫い代端0.5センチ内側迄縫ってください。
② 次に前縫い代を半分にカットしますが、
そのときに裾の端から袖口縫い代端まで同様にカットしてください。
☆そして、「袖口縫い代分=2センチ」と「裾の縫い代分3センチ」のところだけは
後ろの縫い代も↑同様に、縫い代を半分にカットしてください。
③ それから後ろ側の縫い代を前側に倒して
→後ろの縫い代で前の縫い代をくるみながら並み縫いしていきます(=折り伏せ縫い)
ですので、折り伏せ縫い箇所は・・・・
袖口できあがり線から裾のできあがり線までとなります。
ただ、☆の部分も上記折り伏せ縫いの際には、縫い代を前に倒して並み縫いをしてください。
順番では。。。。☆(並み縫い)→③(折り伏せ縫い)→☆(並み縫い)となります。
ポイント
袖口の縫い代の^になっているところは折りにくい場合
袖口から脇のカーブまでの「後ろ縫い代」を
アイロンの先でやや広げるようにします=縫い代がやや波打ちます。
それから、前縫い代をくるみながら縫っていってください。
また生地が固めの場合など、くるみにくいときには
後ろ縫い代のみ^のとんがりめがけて
縫い代端から0.3センチから0.4センチまでの深さの切込みをいれます
(くれぐれもこれ以上大きくならないようにしてください)
それから前縫い代をくるみながら縫っていってください。
④ ↑のように袖口の縫い代を押し込み、並み縫いで縫って行きます(三つ折り縫い)
ポイント
生地が厚めや、やや硬く押し込みにくい場合は
縫い代を折ってから、アイロンの先で縫い代の上からあてて
縫い代のかさを低くしてから縫ってください。
手縫いの縫い方は「並縫い」「折り伏せ縫い」「三つ折り縫い」の三種類です。
忙しい毎日でも・・・・チョッと手の空いたときに^チクチク♪~
by krinrinka | 2009-12-16 14:42 | 手縫い服