引き続き・・・後ろ開きなら?と端切れの行方
2005年 07月 10日
昨日のデザインプラス後ろ開きで、コンナ感じです。
被るデザインではありませんので、衿の開き具合はお好みで。
これは昨日の丸ネックラインの小さめです。
UネックラインとかVネックライン、ボートネックラインもステキです。
前身頃はわさ裁ち、後ろ身頃は中心に持ち出しを1.5センチ~2センチつけます。
そこのところには接着芯を貼ります。
襟ぐりの始末は見返しでもいいですし、パイピングでもいいです。
写真の服は生地がプカプカしているので、パイピングだと仕上がりがモッサリする気がして、見返し始末をしています。
*1 肩を縫って、ロック。
*2 襟ぐりをグルンと縫って、後ろ見返しの襟ぐりとドッキングします。
*3 縫い代に切り込みを入れて、身頃側に倒して、アイロンで押さえる。
*4 ひっくり返して、もう一度アイロンをあてておくほうが、おさまりがいいです。
*5 脇を縫ってロック、裾は三つ折のステッチか手まつり。
*6 袖をつけて、ロック。
*7 後ろ開きのボタンホールを作って出来上がりです。
後ろ開きのところ、スナップにしていただいてもいいのですが、
注意点・・・・・この写真もそうですが、ある程度のゆとりがないと、腕を動かすと
パチン!とはずれます。
腕の動きは前のほうに動かす方がはるかに多いですから。
その分、後ろのゆとりが必要です。
スナップは大きめに、スナップをつける間隔はボタンの時よりもやや
狭くしてください。
今日の服は私の総絞りの羽織から作りました。
お嫁入りのときに桐のたんすの中に鎮座ましていました。
お値段もきっちり覚えていますし(笑)お気に入りなんですが、羽織は今は着ません。
きもの服に作って大正解!!デシタ・・・
ラフにも着ていますし、スーツと組み合わせても着ています。
シボだらけなので、暖かいんです。
セーターの代わりにもなりますヨ。
残った生地を見ながら、「これで、このくらいのお値段・・・・」と、思うと、もう使わないとネ
モッタイナイ!!
端切れで作ったタイも大活躍!!しています。
by krinrinka | 2005-07-10 23:40