パンツの簡単製図①

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型紙を作るって「大変!」ってイメージから「割とカンタン」へ。
自分の型紙があれば次から次へとアレンジをしていろんなパンツを作れます。

今日は9号(Mサイズ)ですが、
明日は7号(Sサイズ)11号(Lサイズ)13号(LLサイズ)を作るやり方をご紹介します。

また、スカートのときと同じく、補正のやり方もご紹介します。
補正をやってみたい方は今は生地を切らないで待っていてくださいねー(笑)

前のパンツの製図をして、それを別の紙にうつして、
つまり前パンツの型紙を元にして、今度は後パンツの型紙を作っていきます。

この作り方ですと、縫い合わしていくところ(脇丈,股底)の寸法をいちいち合わさなくてもすみますし、裾巾の感じや脇のカーブの感じもわかりやすいです。


図を見ながらー

1 たての線を引いて、順に27センチ、31センチ、37センチの印を書きます。
  股下の仕上がり寸法が68センチですので、長短は最後の37センチのところでします。

2 それぞれの印のところで今度は横に線を書く。

3 裾のDは1センチ下げます。
  これはボディの脇線はカーブになっているためにパンツを着たときにDのところで、
  上につりあがったようにならないためです。

4 股上は平行線です。

5 股底のA~Bは直線で案内線になります。
  「案内線」とは製図でカーブと書くときの目安となる線で、そのままでは使いません。
  今回も1センチ右横が仕上がりで合印までのカーブを書くときの目安の線です。
  右下の図を参考にほぼ直線ですが、カーブ線を書いてください。

6 脇をC~Dまで書きます。

7 ウエストもつなぎます。

8 股のくりのカーブも大体の目安をご参考に書いてください。
  ピシッとしたパンツの場合でしたら、股のくりのカーブは個人差が出てくるのです。
  今回のようなフリーなパンツですとコンナかんじで・・・・

さあ!前のパンツの型紙が出来上がりました!!
明日は今日作った前のパンツの型紙から後ろのパンツの型紙を作ります。
どうぞお楽しみに!




by krinrinka | 2005-07-25 23:34 | 手作り服  

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