そろそろ着たい、作りたい服
2005年 10月 26日
肌寒くなり、暖か~い!やわらか~い!ホカホカ*ぬくぬくの服が欲しくなりますね~
明日から「ドルマン袖のブラウスの作り方」のご紹介が始まります*
今日はソンナ服の上にもピッタリの「きもの服」です
銘仙の生地にキルト綿を柄にあわせてミシンステッチでとめてあります~
一番薄手の綿ですが。。天然シルクのサンドイッチであったかい~*
裏には、紅絹(もみ)の長襦袢を使いました
亀甲(きっこう)柄に鶴が飛んでいます~~~
お袖は無地の長じゅばんから。。(たりませんでしたぁ~)
紅絹の色は。。紅花の花びらから取り出しています
紅花の花は赤みがかった黄色で、日本では山形県がよく知られています
宮崎駿監督の映画にもありましたが・・・
紅花は昔から。。血液の循環をよくするといわれ、愛用されてきました
歌舞伎の衣装でも。。例えば花魁の襟元の紅は色気があります
助六の伊達衣装に使われている紅絹裾回しは立ち役の色気を感じます
紅絹の衣装で一番心に残っていますのが「伽羅先代萩」(めいぼくせんだいはぎ)です
いわゆる。。お家物で。。
忠義あつき乳母、政岡が自分の息子を幼君の身代わりに殺されてしまうお話で。。それも初めからの覚悟の上
亡くなったわが子を前に心情を語る。。。ときの衣装が真っ赤です
真っ赤に襟元、袖口、裾回しの白。。。美しく悲しいお話ですが。。
六代目中村歌右衛門丈の政岡。。。言葉にならないくらいに引き付けられ。。吸い寄せられて。。私はこの方の舞台を観ることができ。。大きな幸せを感じました。。。
ちなみにこのときに敵役。八汐は先代中村勘三郎丈
このお二人の名舞台のお話になりますと。。。いくら時間がありましても。。タリマセン*(笑)
残念ながら(笑)。。またの機会にということで。。。。閉じまして。。。
コンナ感じ
叔母からのいただきもの。。。といいますか。。。(笑)
ひと目ぼれの銘仙です
もう~軽くって!
ポケットのところは。。持ち出しをつけずに。。わざと紅絹裏が見えるように仕立てました*
ドルマン袖にマチ分の動きをたした型紙になっていますので。。腕の上げ下げがトッテモ
楽です~
紅絹裏の生地は。。まだまだ有りますので。。。これからも。。考えています*
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明日からドルマン袖のブラウスの作り方のご紹介になります*
ごくごくシンプルなデザインで。。あとからアレンジデザインもご紹介するつもりです!
W巾で。。1,3メートルから1,4メートル必要になりますが。。。
ストレッチな生地がより着やすいと思います~
それでは。。。明日も。。Let'sソーイング***
by krinrinka | 2005-10-26 08:55 | 着物服