人様のおかげ

山登りが趣味でほぼ毎週山岳会のお仲間と登っています。

こちら兵庫県では「六甲全山縦走」という大会?があります。

西から北のほうにかけていくつかの山々を登ったり下りたり登って
めざす宝塚到着点までおりていきます。

私も参加したことがあります、全長は43キロメートルほど
そのときには13時間かかりました。

当日は近畿はもちろん東北、四国の山岳会の方々や個人で参加の方、
ご家族で登られる方や七十歳代で参加が二十回を超える方など様々な方々が
宝塚の到着地を目指して頑張ります。

お世話係の皆さんは何か月も前から打ち合わせ等
準備に入り、当日を迎えます。

こちらも経験しましたが
お仲間からの「到着メール」が届いたときには
感激のおすそ分けをいただきました。

到着地点でふるまわれる「おぜんざい」は手作りで
稲から育てた餅米で作ったお餅が入っています。
「おぜんざい、食べたいから参加しているんや」
そんな声も聞こえます(笑)

大きな大会ですからたくさんの方々の「おかげ」が集まっています。


「人様のおかげ」祖母の口癖です。

お彼岸近くになりまして
祖母が作った飛び切りおいしいぼた餅を思い出します。
気合いたっぷり!愛情たっぷりの大きなぼた餅です。


ご近所の方々にぼた餅を配って歩くのは私のお楽しみでした。
「お手伝い、ごくろうさん」とご褒美がいただけるからです(笑)


小豆のいい香りと、一心にぼた餅(おはぎ)を作っていた
割烹着姿の祖母を孫娘は懐かしく思い出しています
112.png

by krinrinka | 2017-09-09 06:38 | おばあちゃんのお話  

<< お誕生日後にスッと 三日待つ >>