富士山、御師の家
2017年 05月 10日
御師(おし)とは、旅のコンシェルジュであり、神事を司る神職。
江戸時代も山梨から富士山に登る人が多かったそうです。
山登りが趣味の私にとりまして、当時の方々の山登りのいでたちや
様子は興味津々、実際に見てみたい!
今のように羽毛ジャケットもフリースも登山靴もリュックも無い時代に
どのように登られたのか?
御師さんの家で見ることが聞くことができました。
強力(ごうりき)さん(荷物持ち)がお弁当も綿入れも持って登っていきました。
綿入れはずっしりと重く、お弁当箱は木箱、それを背負いかごに入れて強力さんは登りました。
当時は信仰の山の富士山、信仰の力が支えとなり
決心し達成できたのでしょうか?
案内の女性の方の精しい説明にびっくりしたり驚きもしたり、
質問には丁寧に答えてくださり、内容ももちろんですが、
そのお人柄も忘れらない思い出になるようです♪
富士山が大好きでリタイアしたら住みたいと思っていたけれど
冬の寒さに自信がなく、年に何回かは訪れていますと九州は宮崎の方。
富士山が大好きで何回も登りましたが、年齢を考えて富士山の周りを回っていますという
登山が趣味のご夫婦。
富士山が大好きで毎日富士山を見ながら暮らしたいと一大決心、
近県から引っ越してきましたというご夫婦。
富士山が大好きで、でも登るのではなく
日本で二番目に高い「北岳」からの眺めを何回も楽しんでおられる方。
それぞれに、それぞれの楽しみ方に話の花が咲きました
by krinrinka | 2017-05-10 08:46 | 暮らしつれづれ