今森光彦 切り紙の世界

神戸ファッション美術館で開催中の
”今森光彦 自然と暮らす切り紙の世界”
「里山のアトリエで生まれる命たち 自然と暮らす切り紙の世界」を
見てきました。

昆虫記 (写真記シリーズ)でおなじみの氏が切り紙の世界でも活躍されています。

こまかな作業の切り紙でどのように表現なさっているのか興味津々で出かけました。

まず繊細すぎるほどの丹念なはさみ裁きに驚きました。
一ミリほどの触覚も羽根の模様も顔の表現に
しばらく立ち止って見惚れてしまいました。
羽根の感触や瞳の艶までも伝わってきます。

カメラを通して見られている鳥も昆虫も植物が
今度は心と手の細やかな作業で見事な作品になりました。

切り紙だけでなく立体の昆虫などの作品もありました。
作り方はビデオで見ることができました。
「一芸に秀でる」という言葉がありますが、
ビデオを見ながら「一芸は二芸も三芸も生まれる」と思いました。

想像以上の見事な美しく繊細な切り絵の世界で、
時間も忘れて何回も会場を行ったり来たりして
なかなか「出口」にたどり着かなかったのは
私だけではありませんでした(笑)

次なる作品展もぜひにと願っています。

JR住吉駅から六甲ライナー乗車、
埋め立てて作られた六甲アイランドまで海を渡って行きます。

帰りは先頭車両の先頭の席に乗り込みましたのは、胸に一物。

先頭から見る景色は六甲山系が横に広がっています。
我が山岳会は六甲山に登る例会があり、私も参加しています。

電車が動くごとに六甲山に近づいていきます。
あちらは菊水山、こちらは麻耶山と楽しんでいる間に住吉駅に着きました。
この日は「展覧会のはしご」次なるご報告はまたあらためまして
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by krinrinka | 2017-10-01 06:33 | 暮らしつれづれ  

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