毎日梅干、毎日元気
2017年 10月 15日
今も、目に浮かぶのは着物姿に吉弥結びの博多の帯、
白い割ぽう着の祖母の姿です。
梅干
祖母の作る量は半端ではなく、
お台所には大きなふたつきの壷がいくつも並んでいました。
梅干は作る過程でお日さまに干しますから、
梅干のころにはいつもお天気が特に気になっていた祖母です。
大きな大きな木で作ったザルがいくつも縁側に並んだり、
石畳に並びます。
祖母亡き後に、受け継いで作ってくれているのが祖母の娘、
私の叔母です。
和歌山、南部の梅を買って漬けて干して86歳なれど
可愛い?姪のために一生懸命に梅干を作ってくれています。
足腰真っ直ぐピン&シャンとしています(笑)
姪の私はいつも、
いつまでも叔母の梅干が食べたいな^^なんて(笑)
鰯の煮つけにも、秋刀魚の蒲焼にも、
煮物の隠し味に梅干のお酢をホンの少しいれます。
実はカレーにも入れます♪
「梅の力」
チョッと寒気を感じたら梅干を入れて番茶を飲みます。
ハチミツを入れるときもあります。
そういいましたら、祖母は体調不良を感じたときには
梅干の種をとって、梅干を広げて両方のこめかみに貼って
早めにお布団に入っていました(笑)
今日は「梅干の甘煮」を作ります。
昨日、叔母のお友達の方から教えていただいた優れもの。
お会いするといつもパワーと行動力に驚きます。
後姿はもっとお若く見えます、八十代には見えません。
その方のレシピですから説得力があります。
塩分を取り出す作業にひと手間かけます。
毎日梅干、毎日元気
by krinrinka | 2017-10-15 09:19 | 暮らしつれづれ