「山はいのちをのばす」のご本

著者の田中澄江さんは劇作家でNHKテレビ脚本を執筆、
また小説家、評論家として多くのお仕事を残された方です。

明治41年生まれ、平成12年にお亡くなりになられました。

十代から山に親しみ八十代になられましても山歩きを楽しまれました。

ご本の表紙には「老いを迎え討つかしこい山の歩き方」と書いてあります。

この本を買いましたのは十七年前で私は四十代半ば前ののころです。

子供たちの親離れをそろそろと感じつつ、
上手に子離れができるかしら?と、そんな思いも抱いていたころです。

「老い」はまだまだ遠いと思いながら、
山登りをする上での心構えが必要と思って購入しました。
内容にぐんぐんと引かれて今まで何回も読んでいます。

子供たちもあっという間に巣立ち、孫も生まれました。
あっというまに?老いを感じる年齢になりました(笑)

久しぶりに読みながら
当時は気が付かなかったことに気が付いています。

「その年齢にならないとわからないことが沢山ある」
と、98歳で天寿を全うした祖母がよく話していました。

年齢を重ねていく変化を受け入れながら
これからも安全元気に山歩きを楽しみたいです
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by krinrinka | 2017-11-19 06:41 | 暮らしつれづれ  

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