パンツの原型作図③

ウエスト寸法の計算後、脇線を書いて、ダーツ2本記入。
最後は「型紙チェック!」ダーツをたたんで線を書きなおし、
脇と股底のつながりも「なめらかカーブ」に。
縫いやすい型紙のできあがり!

パンツの原型作図③_d0048750_9241322.jpg


先ずは後脇線を書いていきます。
11で書いた線=「案内線」から始めます。
2センチ後中心よりの位置からヒップラインに向かって後脇線を書きます。
計算した数字を後中心からとって残った数字がダーツ2本分の合計になります。
14の図のように所要ウエスト寸法を3等分してからダーツの位置を決めていきます。
ダーツの中心線とダーツポイントまでの長さは2本とも違います。
図のとおりになさってください。

その後ダーツをたたんでウエストラインをなめらかに書きます。
前後脇の縫い合わせの個所も滑らかに線が続いているかどうか確認してください。
滑らかな線はスムーズな縫いに繋がります。

そして股底線のつながりも確認してください。

スムーズな縫いは時短にもつながります。
縫う前にひと手間かけることで、楽しく縫っていただけます。


  





  


 

by krinrinka | 2006-03-01 09:51 | ソーイングの知識・技  

<< 「パンツ原型服」裁断図 パンツの原型作図② >>