銘仙の着物から縫った服
2005年 05月 24日
このきもの服も銘仙の着物から作りました。とても状態がよいので着物全部を使っています。
ボタンは共布で作りました。
オーバーブラウス風に着たり、軽いコート感覚で着たり、衿を立てたり折ったりしてしていろいろな着こなしを楽しんでいます。
縞を生かしたかったので、パターンをおいていく時間を楽しみました。
あちらにおいたり、こちらにおいたりしながら、縞の出ている感じを見ていきます。
限られた用尺の中でパターンをおいていくことは一種のパズルのようで、私の好きな時間でもあります。できたりできなかったりしながら、頭の中でイメージを膨らませていきます。
お客様の着物からの服作りのときの裁断図もすべて控えてありますが、それらが私のお仕事の大切な宝物になっていますし、自信にもつながっています。
by krinrinka | 2005-05-24 22:27 | KIMONO服