着物からアロハシャツ
2005年 06月 01日
初夏のさわやかな暑さがダーイ好きです。
スーと吹く風がやさしい、うれしい季節になってきましたネ。
私の趣味は山登りで、勤労者山岳会の仲間と楽しくガンガン登っているんですよ。
この季節の緑の色は美しく、高山植物のいろいろの彩のいろ、イロ、色。
「日本にうまれてヨカッタ」なんて・・・
このお花をみながら古代の方は色を染めておられたのでしょうね。
着物の花々もそれはそれは美しい。そしてこの季節には涼しげな織物もたくさんあります。
今日のきもの服は「紅梅織り」から作ったアロハシャツです。
時代布屋さんで買った着物です。それにそんなに高くもなかったんです。タスカッタ(笑)
昭和初期のものらしいということですが、とっても状態がいいので、思い切って家で
水洗いができるようにしました。夏物はそのほうがいいみたい。
オシャレーなアロハシャツがほしかったんですね。
紅梅織りはチョット、シースルーで、着ていてやわらかくって、涼しくって、そりゃもう
気持ちいいです。ゾッコンになってしまって、今も紅梅織りをさがしているんですよ。
昔の方はうだるような夏も涼しくそして、心地よくすごす工夫をいろいろとなさってたのですね。それは着るものだけでなく、お料理も住まいにもいえることですが。
ツマリ、衣食住・・・
着物一枚からアロハシャツとフレンチのサマーブラウスができました。
ポイントはえりだけ、あとはほぼ直線縫いです。アームホールも脇を縫う前に
さきに身頃にくっつけてしまう縫い方ですので、カーブもむずかしくはありません。
衣を身にまとっている心地よさです。天女の羽衣ってとこでしょうか?(笑)
着物では派手な色や柄でも夏の太陽の下、アロハシャツならとってもおしゃれに
見えるのは・・・フ・シ・ギ・・・です。
by krinrinka | 2005-06-01 10:50 | KIMONO服