着物地でスーツを
2005年 06月 07日
亀甲(きっこう)柄、です。 亀の甲羅をかたちどった柄です。
着物ですと、大島や、紬、また作務衣などにつかわれています。
そうそう私の帯にも「亀甲柄」がありました・・・
このきもの服は、お召しの着物から作りました。
お召しは水に弱いものですから、急な雨のときも考えて、裁断をする前に一度水洗いをしました。
お召しを水につけると、もう面白いように縮むんですよ(笑)
ニットのような感じになって、だからプルオーバータイプの服も素敵なんです。
着物地の巾は35センチぐらいなんですが、このお召しは28センチぐらいに縮みましたねー
せっかく縮んだ巾を伸ばさないようにしながら、ゆっーくりと、縦にアイロンを動かすようにして、生乾きの間に低温であてていきます。
それから裁断をします。
チョットざらついた生地で汗をかいたときでも涼しい感じです。肌ざわりが好きなんで、ジャケットは裏無しにしました。
着物が縮んだ分、用尺も少なくなってタイトスカートでないと作れなくなってしまって・・・
お召しは縦にも横にも伸びやすい生地なので、実はヒップのところが気にはなったんですが・・・
どうしてもスーツで着たかったもので。 思い切りました!
スカートには裏がつけて、「案ずるより産むが易し」でした。
ところでいまフト思いついたのですが・・・・・
「亀の服」で、カメちゃんの服を連想なされたのだったらゴメンナサイ!(ペコリ)
我が家は大のカメちゃん好きで今は1匹飼っています。好物はヒラメのお刺身、マグロ、サーモンも好きです。お肉類もペロリ!です。とくに今からはスッゴイ食欲です。
で、我が家は家の中、いたるところカメグッズだらけです。
ケータイ・ストラップ。サウジアラビアからきたペンダント。服が着れそうな信楽焼きのカメちゃんやドイツからきたぬいぐるみ。製図をするときにつかうカメちゃんの文鎮。清水焼のお醤油入れ・・・骨董屋さんで見つけたカメちゃんの五重塔。タイのお土産のガラス製の海カメの親子。
六甲の山で見つけた石カメちゃん。
帯びとめもあります。まだまだ集めまーす!!
ダンダンあつっぽくなってきましたねー
カメちゃんのことを書き出したらキリがないので、この辺で今日はやめておきます(笑)
by krinrinka | 2005-06-07 21:55 | KIMONO服