カテゴリ:おばあちゃんのお話( 24 )

三日・三週間・三ヶ月

新しい習慣の小さなゴールはまずは三日続けられるか?だそうです。
子供のころの祖母のお話です。

朝起きて、着替えて洗面をすましてご先祖様におまいりしてから
(お仏壇に手をあわせます)
皆で朝食を囲み、祖父と父はそれから出勤しました。

「お膳立て」といいまして、家族の食卓の用意をすることになり
お箸のそろえ方などもその時に教えてもらったように思います。

「できるかな?」と「できたよね」が交差していました(笑)
誉め上手な祖母から
誉めてもらえる嬉しさが継続の力になったかもしれません。

三週間から三ヶ月の道のりは
始める前には遠いと躊躇の思いも起こりそうですが、
過ぎてしまえば「あっという間」

三ヶ月続けることができれば、
「私から私へプレゼント」
もちろん誉め言葉もそえて♪

その前に今の習慣をひとつ止めてから^^ひとつ増やしましょうか?109.png



by krinrinka | 2017-11-21 06:23 | おばあちゃんのお話

四季のある日本には季節の変わり目もやってきます。
只今、秋に向けて自然界も人間の身体も変化しています。

「季節の変わり目にはからだの疲れが出やすい」
祖母の言葉です。

明治生まれのしっかり者、98歳の天寿を全うした祖母は自然の流れを
からだで感じ取っていたのかもしれません。

今のようにお薬や医学の情報があふれていない時代。

胃が重たくなったら庭のドクダミの葉を煎じたり、
女性の身体は冷やさないほうが良いと言って、庭のヨモギの葉を煎じたり。

祖母はいつも着物姿でした。
当時は着物の下に着る長じゅばんの裏は絹の紅色。
紅裏(もみうら)といいまして、女性の身体を暖める効果もあったそうです。

以前、着物地からお仕立て服制作のお仕事をしていましたとき
「銘仙(めいせん)」の着物からキルト裏付きのコートを何着も制作しました。
お客様お持ちの長襦袢の裏は紅裏をほどいてコートの裏に使いました。
銘仙独特の柄には紅裏の真っ赤な裏地は良く似合います。

風が吹くと、コートの前身ごろは「横」になびき、
その下からは真っ赤なシルクが見えます。とても綺麗です。
着ながら上から見下ろす風景?も楽しめます♪


身体の不調の時には「横になりや」
つまりお布団の上でやすむこと。

起きているときには「縦」になって頑張ってくれている身体。

「しんどい(疲れている)ときには、横にならはれ」
身体を横にしてゆっくりしていたら疲れは抜ける。

ほんまに、そうやなぁ♪

ガンガンと服を何着も縫い上げてお疲れもたまったようです102.png

今夜は早めに♪おやすみなさい♪


by krinrinka | 2017-09-29 06:49 | おばあちゃんのお話

人様のおかげ

山登りが趣味でほぼ毎週山岳会のお仲間と登っています。

こちら兵庫県では「六甲全山縦走」という大会?があります。

西から北のほうにかけていくつかの山々を登ったり下りたり登って
めざす宝塚到着点までおりていきます。

私も参加したことがあります、全長は43キロメートルほど
そのときには13時間かかりました。

当日は近畿はもちろん東北、四国の山岳会の方々や個人で参加の方、
ご家族で登られる方や七十歳代で参加が二十回を超える方など様々な方々が
宝塚の到着地を目指して頑張ります。

お世話係の皆さんは何か月も前から打ち合わせ等
準備に入り、当日を迎えます。

こちらも経験しましたが
お仲間からの「到着メール」が届いたときには
感激のおすそ分けをいただきました。

到着地点でふるまわれる「おぜんざい」は手作りで
稲から育てた餅米で作ったお餅が入っています。
「おぜんざい、食べたいから参加しているんや」
そんな声も聞こえます(笑)

大きな大会ですからたくさんの方々の「おかげ」が集まっています。


「人様のおかげ」祖母の口癖です。

お彼岸近くになりまして
祖母が作った飛び切りおいしいぼた餅を思い出します。
気合いたっぷり!愛情たっぷりの大きなぼた餅です。


ご近所の方々にぼた餅を配って歩くのは私のお楽しみでした。
「お手伝い、ごくろうさん」とご褒美がいただけるからです(笑)


小豆のいい香りと、一心にぼた餅(おはぎ)を作っていた
割烹着姿の祖母を孫娘は懐かしく思い出しています112.png
by krinrinka | 2017-09-09 06:38 | おばあちゃんのお話

袖振り合うも多生のご縁

天寿を全うしました祖母の言葉からご紹介します。
人様のご縁を大切にと、よく話してくれました。
「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」

いろいろな人が出入りする家でした。
お玄関から入らずに庭に面した縁側から入ってこられます(笑)
一人増え、二人増え三人になり、四人で足らず。
あわててお座布団をとりにいっていました祖母です♪

祖母の世話好きからと思ってはしましたが、
今思いますと、祖母には祖母なりの哲学?があったようです。

私も人好き話好き、祖母のDNAはしっかりと流れているようです(笑)

お買い物でフト見知らぬ方から話しかけられることがあります。
最近、増えてきたような気がしています。
ほとんど、お一人でお買い物をなさっているご高齢の方です。

しばらくお話し相手をさせていただくことがあります。

お見送りしながら帰られる姿のその先に
祖母の笑顔が浮かんでいるような気がします。

今日は実家のお墓参りに行きます。

会ったことはないけれど、祖父母の話から知っているご先祖様方にも
思いを寄せて、お参りしてきます。




by krinrinka | 2017-08-12 06:25 | おばあちゃんのお話

食べ過ぎは作りすぎから

「食い力(くいりき)」があれば安心とは、祖母が良く言っていた言葉です。

祖母はいつも「食べる力があれば、そこそこ大丈夫」と思っていまして
夫となる男性(つまり私の夫ですが)にも「食い力」があるかないか?
とても気になっていたようです。

夫が始めて我が家訪問の際には
まるで歌舞伎の「勧進帳」の関守・富樫左衛門が弁慶をジィッと見入っていたように
夫の食べっぷりを確かめて納得していました。


食べっぷりの良さに安心して「ええ(いい)お人や」
私もそれを聞いて一安心しました。


今もって、食べっぷりのいい夫と私ですが
夏は胃も疲れやすい。

胃袋に夏の疲れが残っているままに秋を迎えましたら、
その頃に夏バテ状態になってしまって。。。。後悔先に立たずの秋もありました。

二人揃ってお料理好きでツイ作りすぎて食べ過ぎることがあります。

今週は作り過ぎないように、その前に買いすぎないように気をつけてみます109.png


by krinrinka | 2017-08-08 06:49 | おばあちゃんのお話

立つ鳥跡を濁さず

98歳の天寿を全うした祖母のお話です。

社会人になってから、祖母が言いました。
「会社を辞めるときには、辞めてからでも遊びに行かせてもらえるような
辞め方をせんとあかんよ(しないといけないよ)」

「辞め方が大事やで。
綺麗にやめるとまた次のご縁がいただける。
『惜しいな』と言ってもらえる辞め方をしなはれ(しなさい)」

年月が過ぎ、その時が来て
やめる前にしっかりと仕事をこなす難しさも感じながら過ごし、
いよいよ退社の日を迎えて清々しい思いで辞めることができました。

最後にもうひと頑張りして
もうひと登りを登ることが、その後の自信になりました。

おかげで遊びに行けました(笑)何回も♪

小さい頃から我が家にはいろいろな方々が来られました。
祖母のお人柄だと思います。

「子供の聞くお話やないから、あちらで遊んどいで」と
言われましたら、なおさらのこと聞き耳を立てたくなります(笑)
当時を懐かしく思い浮かべます♪

山登りでも力を振り絞って登ってきて「やっと頂上!」と
思いきや、もうひと頑張り登らないと
頂上にたどり着けない山があります♪

それが不思議なことに、また登りたくなって
ひと月もあけず、また登りに行きました山もあります(笑)


ここのところ梅雨空と山登りの日が仲良くなりまして(笑)
珍しく登れていません。

お気に入りの生地の’山’を見ながら・・・・・
「ひと頑張り」「ふた頑張り!」で
お気に入りの服を作りましょうか?110.png




by krinrinka | 2017-07-08 07:23 | おばあちゃんのお話

なるようになる

明治、大正、昭和、平成の時代を生き抜いた
祖父母たちは毅然としたたたずまいがありました。
おぼろげながらもスッとした背中も思い出します。

早々と弟が生まれ「おばあちゃん子」だった私は
いろいろなことを聞きながら
教えてもらいながら大きくなったようです。

その中のお話はこちらのブログでもご紹介していますが、

今日は「なるようになる」
この言葉のあとに「お天道様が見てくださっている」が続きます。
   
「人間、どんな風にしてもアカンときはアカン
ぐちゃぐちゃ思ってやったところで、なるようにしかならへん(ならない)」
    
それよりも今目の前にあることに一生懸命させていただくことが大事や、
お天道様は見てくださっている、そのうちになるようになる。
と話が続きます♪
ほんまにそうやなぁと思うこともしばしば。

今日一日は二度と来ない一日

なるべくなら、笑って・・・
「なるようになる」
感謝しながら過ごしたいと、
98歳で天寿を全うしました
父方の祖母の笑顔を思い出しながら思います104.png
by krinrinka | 2017-06-26 06:24 | おばあちゃんのお話

思うのはタダ(無料)

98歳で天寿を全うした祖母は明治生まれのしっかり者。
和服姿に長い髪の毛を後ろにまとめて小さなお団子ひとつ^^

真っ白い割烹着姿を今もときどき思い出します。

お料理が大好きで当時冠婚葬祭は家でするのが慣わしで
あそこ、こちらやそちらまでもと頼まれては出かけて采配を振って
喜んでいただき、喜んで帰ってきた笑顔も思い出しています。

子供の頃には、夢のようなお話も真剣に思い、真顔で話すものです♪

祖母は「思うのはタダやさかいに、なんぼでも(いくらでも)思ぉて楽しみぃ」と
言っては孫娘の夢のような?奇天烈なお話に耳を傾けてくれました(笑)

台風一過、風はまだ強い晴天の中、大人の傘を持ち出し
「風に乗ってきたメアリー・ポピンズ」よろしく
高い台の上から「飛んでいこう!」と実行しかけたときにはさすがに
あきれ返られましたが(笑)

いまだにこの癖は抜け切らず、還暦の今も
ときに「思うのはタダ」^^
さすがに内容は^^変化していますが110.png


by krinrinka | 2017-06-03 07:56 | おばあちゃんのお話

98歳の天寿を全うした祖母の言葉をときに懐かしく思い出します。

例えば・・・「やってみないと、わからない」
大阪弁で言いますと
「やってみぃひんかったら、わかるはずあらへん」になります(笑)

続きがありまして♪^^

「食べてみんかったら、どんなお味かわからへん」
 口に入れてみて、初めてどのような味かがわかる^^

それからの続きがまだ、ありまして(笑)
「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」と続きます(笑)

「まずは行動を起こせ」でしょうか?
明治生まれの毅然とした着物姿に白い割ぽう着の祖母の背中を
 思い出します。

おばあちゃん子だった私は、
 おばあちゃんのお話がふと^^うかんできます。

当時は「おばあちゃん子は三文安い」なんていわれた時代。

 「そうかもしれない?そうかな?」子供のころには思ったことも。

社会人になって、年長の方々とお話しする機会が増えてから、
「おばあちゃん子は三文も六文?も高い!」と思うようになりました(笑)

「おばあちゃん」と呼んでもらえる身になり、
まだ小さい孫とたくさん遊びたいと思いながらいつも上京します

もっと大きくなったら、私の「おばあちゃん」のお話もしたいです♪

来る連休がとても楽しみです102.png








by krinrinka | 2017-04-18 08:40 | おばあちゃんのお話

何十年も続けていて

98歳の天寿を全うした祖母は、明治生まれのしっかり者でお料理上手、そして
人様のお世話もよくした「おばあちゃん」でした。

祖母は黒豆が大好きでした。
朝食には必ず母の手作りの黒豆をいただきます。

なぜ黒豆を朝食にいただくようになったのか?
定かではありませんが、黒豆を食べると元気長生きと信じていたようです。

なるほど頭がしっかりしたまま家で皆に見守られて眠るがごとくの大往生でした。

母の長年の黒豆つくりには頭が下がります。


食事のことだけでなく、体操や趣味など
何かを長年続けてお元気にお過ごしの方のお話を聞くことがあり
祖母のことを思い出しました。

還暦の私はいまから「何十年も山登り」を続けていけるか?
チョッと・・・・・・考えてしまいますが(笑い)

気持ちだけでも持っていたいと思います043.gif056.gif





by krinrinka | 2017-03-04 09:41 | おばあちゃんのお話