型紙の使いまわし例
2015年 01月 08日
↓ コットン・ニット地です。身幅も袖ぐりも袖幅も・・・・
ウール地で作りますよりも「ゆとり」は少なめです。
↓ こちらは先日ご覧いただきましたウール地のプルオーバーです。
上記の元型を使いまして型紙を変更しましてから、
トワール地で仮縫い服を作り試着後変更がありました。
着る季節が違いますと、生地が違います。
注意点をオーダーメード服制作の経験からお話いたします^^
コットンとウール地でしたら、生地の厚みが違いますから、
縫い代のカサが違ってきます。
特に肩ラインの縫い代の衿付け側。
こちらは衿の縫い代も重なることもありますから・・・・
場合によりましては、数ミリほどの厚みが出る場合もあります。
もちろん、縫い代をカットしたり、アイロンで裏側から当て布をあてて
縫い代を抑える作業をすることもありますが。
縫い代のカサが増えることで
あごのしたから、ウエストライン上の前中心の寸法が不足することがあります。
そうなりますと、前身ごろに斜めのしわがでることがあります。
そのようなことも考えあわせまして「型紙操作」
ネックポイントを少し上にあげておきます。
注意点は終わりまして「ゆとりの変更」のお話になります。
胸回りのゆとりを増やしました。
前後それぞれ、中心で5ミリ、
脇では1センチ増やしまして、合計6センチ増やしました。
袖底を1・5センチ下に移動しまして
上記の交点まで袖ぐりカーブを書き直します。
袖ぐり寸法が大きくなりましたので
袖山と袖幅もいく分大きくなります。
今回は着丈と袖丈も長くしました。
トワールで作りました仮縫い服で試着後
襟ぐりもぎりぎり頭が通る寸法にプラス2センチの仕上がり寸法にしました。
タートル幅も大きくなればなるほど脱ぎ着がしにくくなります・・・・
タートルをバイアス地にしますのも、ひとつの手ですが、
そうしますと生地によりましてはタートルの出来上がりが「たれぱんだ」の雰囲気になります。
作られる生地を考えあわせて、タートルの地の目を決めていただくか?
柄の出し方で決めていただくか?
はたまた・・・(笑)
用尺のご都合で決める場合もあります(笑)
実は今回は柄も出し方を考えまして「30度のバイアス裁ち」にしましたが・・・
もう一つ!!
共布でマフラーも作りたい!
今回もうまく裁断できました^^
一石二鳥^^♪^^
このような流れはとてもうれしいです☆
今日の北風は湿気も十分に含んでいるような;;;
皆さま、防寒対策をしっかりとなさって今日もお元気でお過ごしください
今日も笑顔で(^^) 楽しいことがありますように^^☆~♪
人気ブログランキングに参加しています。
よろしければ「ポチッ♪^^」っと押してくださると嬉しいです。人気ブログランキングへ
♪(*^^)o∀*∀o(^^*) ありがとうございます☆
by krinrinka | 2015-01-08 09:36 | 手作り服